たぶんそう思う...
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ほんとにこれ、まーくん?
初めてのえっち(前回何回してようと記憶がないのだからあたし的にカウントされないの!)が始まってすぐに眩暈がした。
キスはうまいってわかってたわよ。目が覚めてから、キスだけでその気になりかけちゃったんだから。けどそこからは...あたしと勝負して勝ったはずだわ。
あたしもえっちは初めてじゃない。高校の時付き合ってた彼と初めてして、そのあとは大学の時に付き合ってた彼氏と3年間えっちしてました。その頃は家族と住んでたからそんなにお泊りとか出来なかったけど、それなりに色々とやったほうかな?好奇心もあったし、彼氏もそこそこうまい方だったから...けれどこの性格が禍いして捨てられました。あたしは自分の思うとおりに振舞ってたから、彼氏より友達やバイトを優先させたこともあったし、彼が不満に思ってるなんて最後まで気付かなかった。可愛い女じゃなかったんだよね。彼の言うとおりにならなかったから...。彼にバイト先で可愛い彼女が出来てジ・エンド。男って他に好きな子が出来ても、そんなに態度にも表さず、別れの言葉を出す直前までえっちして、さよならって言えるんだもん。あたしは言い出されるまで何も気がつかなくて...一気に谷底に落とされた。
それ以来臆病になったのよ。
好きになった男と友達関係は作れてもそこからは踏み出せなくなっていた。そして何も告げず、何も動かないまま突然に恋は終わった。あたしらしくもない、そんな片思いが...。
なのにこの現実はなに?
「やっ、まーくん、そんなぁ、っん!」
さんざんキスでとろけさせられて、首筋を這っていたまーくんの唇が胸の辺りを嘗め回しているけど、肝心のところには触れてくれない。その両の手は、腰や太股のあたりをさわさわと撫で回し、時折内腿を上りかけてはまた降りていく。
こんなに焦らされたことなんてない...
「はぁん、お、お願い、もう...意地悪しないで...」
「なんで?こんな可愛い槇乃さんが見れるのに?昨日は随分と挑発的だったのにね。もっとあんなことして!とか、もうだめおかしくなっちゃうって大変だったよ?今朝の槇乃さん恥ずかしがったりしてすっげぇ可愛い。もっともっといじめたい...」
見上げてくる目はいたずらっ子のようなのに、口元はすごくすごくえっちな雰囲気で微笑んでるの...
「そんなやり方何処で覚えてきたのっ!んあぁんっ」
胸の頂に舌が絡められる。
「イロイロ、エロビデオとか雑誌とか...レディスコミックっていうのも勉強になるね〜ダチの家で見せてもらったけど、平気であ〜んなことしてるし、いろんなことされたがったり、すっごいね〜〜!でもあれって願望なの?」
「し、しらないわよぅ。ひゃん、じ、実践は、んんっ!」
茂みのなかの敏感な芽をまーくんの指先がわずかにかすった。
「バイト先で声かけてくる女の人とね。そういう槇乃さんはだれにこんなえっちい身体にされたの?」
「え?それは...前の、彼氏かな...」
「ふうん、悔しいけどすごいね。俺がちょっと触れるだけでびくびくになっちゃうんだもんなぁ。ほらぁ、槇乃さんの、こんなに濡れちゃって〜」
「やぁん、だめ...んっ!はあん...」
あたしの中からあふれ出た液体に指を絡めながらそこを見つめてる。
「昨日も一杯したけどさ、今日からもっとたくさんシテ前の彼氏のつけた癖消してやるよ。いったろ?自信あるって。」
「な、なんでその年でそこまで自信満々なのよぉ!きゃあんっ!」
ずぶりとまーくんの指が1本あたしの中に埋め込まれる。
「うーん、なんでだろ?だって遊び半分でえっちした女の人が『お願いだからえっちだけでも付き合って!』っていうんだもんな。なんでって聞いたら『えっちがよすぎる!』って、そんなの言われたら自信つくよね?鍛えておいた甲斐あったでしょ。」
「ひゃうぅぅっ、ひっ...いんっ、くうっ!」
まーくんが指を増やしてあたしのなかのすっごく感じるところをゆっくりと擦り挙げるの。それと同時に彼の舌先が、ムキ出たあたしのえっちな芽をゆっくりと嬲り始めた。
「あうっ、ん、だめ...ゆるして、それ以上されたら...あぁん」
「いっちゃう?いっていいよ。いつか槇乃さんにしてあげたくって練習してたようなもんだし...いっぱい感じて、何度でもいけよ。我慢できなくなったら入れてあげるから♪」
舌先で微妙に嬲り続けている。
「はぁん、な、なにいってるのぉっ、んんっ!」
舌先が離れたと思ったら3本にまで増やされた指が抜き差しされる。た、たまんないよぉ!
「だって、年下の男が勝てるのってえっちの体力ぐらいしかないでしょ?だからテクもつけてみたの。いくら俺が誰よりも槇乃さんを想ってたって、いつも槇乃さんは同級生の男と並んでるんだもんな。高校のとき付き合ってた男と公園にいたの見てショックだったんだからなぁ...」
高校3年の時の彼氏だろうか?はじめてのえっちの相手。一回させたらもう毎回させろって、ちょと嫌になっちゃったの。どっちもはじめてだったから、特別いいとも思わなくって...。大学で離れ離れになって別れたけど。
え?あたしが高三ならまーくんは中一!?
「あの時はいつか絶対に取り返してやるって思ってたんだ。槇乃さんが男連れてるの見るたびに悔しくて、いつかはかっこよくなって、槇乃さんを振り向かせてやろうって思ってた。」
そういって余裕綽綽で笑ってるけど、あたしはさっきっからもうあそこがうずうずしっぱなし...
「ほら、槇乃さんのここが俺を欲しいってひくついてるよ。ああ、こんなに槇乃さんが可愛いなんて...」
ちゅって口付けてくる。なんども可愛いって、囁いて、でもあたしのあそこにはまーくんの指が埋まったまんまで...
「ま、まーくん...お願い...」
あたしは浅ましくも彼にお願いしてるのだ。どうにかして欲しくって...
「まーくんじゃないでしょ?槇乃。」
あたしの中から抜き出した濡れて光るその指を、あたしの目の前でゆっくりなめ取った。
「おいしいなぁ、槇乃さんの。」
すごく色っぽい顔をしてるまーくん。その顔と声にぞくぞくしてるあたし。
あたしはもう溜まらずにまーくんの下半身に手を伸ばして、そのそりあがったまーくんのものに触れる。そうして震えるほど欲しくてたまらなくなってるそこをまーくんのものにこすり付けて哀願してしまう。
「将志、入れて、お願い、将志のが欲しいのっ!」
なんであたしはこの幼い頃から知ってる年下の幼馴染にこうも本能剥き出しになれるんだろう?なぜか判らないけど...
「わかったよ、槇乃が欲しいものを入れてあげるよ。」
そういって準備を済ませるとあたしにあてがい一気に貫いてきた。
「ああああっ!はうん、い、いいっ!」
奥まで突き入れながらも、そのとたんに将志は動きを止めてしまったのだ。
「あん?や、やだぁ...そんなぁ...将志、なんで?お願い、動いて...んんっ!」
「いいねぇ、槇乃さんのが俺のに絡み付いてひくひくしてるよ。欲しかったって、もっともっと動いてっていってるよ?」
「そ、そうよ、お願いっ将志っ、欲しいの、もっと激しくあたしに、してっ!」
ああ、とうとうあたしからこんなにおねだりしちゃうなんて...その言葉に反応するかのごとく、いきなり激しく動き始める彼の腰、あたしの内壁を摩擦する硬直した逞しいもの。あたしは彼の物を離すまいと締め付け、震えが来るほどの快感に身を任せる。
「はぐぅっ...あぁあっ!あんああんっ」
幾度か角度を変えてはあたしの感じるところを執拗に掘りはじめる。限界はもうそこまで来ていた。内壁の収縮はもうこれ以上といっていいほどきつくなり、自分を解放する出口に向かって昇りつめる。もう、止まらない。気がおかしくなるほどの気持ちよさ...
「ああっんっ、いくの、いっちゃうのっ、もう...だめぇっん!!」
足を掲げられて、深く繋がったそこに激しく腰を打ち付ける若いケダモノをあたしの女の部分が激しく締め付けてイク。
「あぁ、槇乃、俺の槇乃、もう離さねえから覚悟しろよな、槇乃!俺ももう、あっ、でちゃうよ!」
「将志っん、あっあああっぁぁ!」
将志のものが硬くはじけたのを感じてあたしはまた立て続けにイッテしまった。
「槇乃、好きだよ...」
薄れ掛けた意識の片隅にまーくんの声。
あたしは意識を失うまで彼に翻弄され続けていた。

意識が戻った時、まーくんがじっとこっちを見てた。
「お帰り。そんなによかった?」
「ば、馬鹿っ!」
もう一度布団にもぐりこもうとするあたしを無理やり引っ張り出す。
「俺の計画大成功でしょ?槇乃さんをえっちで陥落させて手に入れるっていうやつ。」
にこにこ笑ってちゅってキスされる。高校生らしいような可愛いキス。
「ほんとにそんな計画たててたの?」
「そうだよ、この春からだけどね。家族がいたらこんなことできないけど、どっちも一人暮らしになってチャンスだっておもったからね。まずバイト始めて、それからイロイロとお勉強してたの。」
「バイト先の女の人と?そのえっちのお勉強?でもあんまり彼女とか見かけなかったけど?」
「部屋に女を連れ込んだことはないよ。槇乃さんを連れ込むって決めてたからね。槇乃さんが一人暮らし始めてからは焦ったよほんと。誰か連れ込まないか心配だったし、いっそのことずうずうしく上がり込んで無理やりとか考えたけど、それは犯罪だからね〜やめたけど。俺も受験があったから終わってからアタックしまくろうって思ってたとこだったから、昨日の槇乃さんはほんとにキセキのようだったよ。」
「キセキ?」
「そっ、あそこで出逢ったのも、あなたが失恋してたのも、俺相手に欲情してくれたのも...昨夜の嬌態も...」
にやって笑う。なんでそんな笑い方するかなぁ?記憶ないってば!
「さ、さっきのよりもすごかったの?」
「ふふっ、すごかった...理性とか抑制とかなかったし、妖艶って感じだったからなぁ...あれも槇乃さんなんでしょ?安心したんだ、あれで...」
「安心?」
「そう、俺だけがこんなにケダモノみたいに槇乃さんを欲しがったてるわけじゃなくって、槇乃さんもそうだったって判ってさ。これでずっとやっていけるって確信したもん、俺。」
「あのう、あたしは記憶ないんですけど?」
「俺が覚えてるからいいの♪」
「はあ、そうですか...」
してる間はいいんだけど、こうやって話してるとギャップを感じちゃう。年齢もだけど、まーくんの思いの強さに...あたしの思いは彼に引きずられて始まったばかりだから。
「ねぇ、まーくん、ぎゅって抱きしめていて欲しいんだけどなぁ。」
すこしだけ甘えてまーくんに寄りそう。
「そうだね。でもいいの?抱きしめてたら終わらないかもだよ?」
まさか...あたしの場合昨日のは計算に入ってないけど、いくら若くったって一晩に3回、翌朝に...
「へへへ...」
笑ってる彼のおなかの下にはすでに硬さを戻しつつあるものが主張するようにあたしに擦り付けられてる。
「うそ...」
「ほんと♪言っとくけどほかの女ではこうもならないからね。ま、覚悟して...大好きだよ槇乃さん。」
「んんっ」
後の言葉はまーくんの唇に消されてしまった。
『たぶんあたしも...でも、これ以上は勘弁して...』



月曜日、朝になってようやく服らしい服を着たあたしは、重い腰と筋肉痛で泣く全身を引きずって会社に行った。
部屋ではまだまーくんが寝ている...帰ったらまだいた。夕方まで寝ていたそうだ...。

誰か、こんなカレをどうにかしてください!

           

久々にエロエロモード爆発です。いいのか?青少年よ!