2005クリスマス企画

クリスマスを過ぎても・1 year later

 

〜今年のクリスマスは〜
12/24・結婚式

 
朝からばたばたで...
結婚式の当日なんて情緒のないもの。準備が終わるまで感慨にも浸れない。
朝一でもう一度お風呂に入って、早くから式場のホテルに駆け込んで準備に時間をかける。合間に両親や親戚が覗きに来て、落ち着いて挨拶も出来ないほど、だって、この恰好じゃ動けないんだから!
文金高島田。実家が田舎なため、これはもう半強制的に和装。
勿論式は神前に決まってるでしょ?教会なんて許されないもの...またその案を課長、いえ、俊貴さんが全部のんじゃったもんだからしょうがないの。あたしもまあ、拘る方じゃないしね。
で、おそらく俊貴さんも和装だと思うの、今。似合うんだよね、紋付き袴姿。衣装あわせで見たんだけど、似合ってたなぁ...落ち着いてるし、背丈もあるし、ちょっとぼーっとなったっていうのはホント。勝の時は七五三に見えたんだけど、全然違う!
今日の予定は挙式を和装で、そのあと親族と記念写真。で式の最中に出入りするのはイヤだってそれだけは主張したので、披露宴の前にお色直ししてドレス。白いウエディングドレスなんて恥ずかしかったけど、俊貴さんが似合うって言うから...すごくシンプルなのを選んだの。選んでくれたのは、以前にもお世話になった中上さんや工藤さん。彼女たちが居るホテルで同じく式を挙げたの。中上さんに聞かされたんだけど、クリスマスの後、直ぐに挙式の予約入れてきたんだって、課長が。それも一番広い会場押さえたって言うんだから驚いたわ。でも、彼がそう言わなくてあたしはココにしたと思うの。俊貴さんの手で変えられたあの日のあたし。ここから又はじめたいって思っているから。
神前式の前に、緊張したあたしの手を握ってくれたりと、すごく余裕なのは2回目だからかなぁなんて思ったけど、後で聞いたら前は教会でやったから神前は初めてだったんだって。『教会で嘘の誓いをしちゃったから、こんどは神前でちゃんと誓った。』なんて言うんだもの。
 
「朱音、ひさしぶり〜〜!」
「ほんとに、おめでとう〜!」
ドレスに着替え終わった頃に友人達が控え室に駆け込んできた。高校時代の友人と入れ替わって大学時代の友人、妙子と志信が入ってきた。勝や清野、長瀬達と一緒に連んでた仲間達だ。おそらくあたしの気持ちも知ってた...でも何も言わずに今まで居てくれた。あたしが告白する気がないのも、勝が他に彼女が居たことも、全部知っていたから。
「よかったぁ、朱音ったらこのまま結婚しないんじゃないかって心配してたんだよ?」
ちょっとふくよかになった妙子は既に結婚して二児の母だ。
「そうだよ、去年、あたしあんたが富野の結婚式に呼ばれてるの知らなくてさ、後で長瀬に聞いて驚いたんだよ?あの馬鹿はナニ考えてるんだって!でも、何だか素敵な上司にエスコートされて、めちゃくちゃ綺麗になってたって写真見せられて安心してたのよ〜そしたら、その上司と結婚だって?もう、隅に置けないんだから。」
志信も1年半前に結婚して先々月出産を終えたばかり、今日は結構無理して出席してくれたみたいだった。
「あ、ありがとう。あたしもなんでこうなったのかわからなくて...」
「何言ってるの、すっごく綺麗になっちゃってさ。イイ恋してる証拠なんじゃないの?顔つきも、からだつきもすごく愛されてるってわかるわよ?」
「え?」
志信に言われて、どこがだと急いで見回してしまった。肩の空いたオトナっぽいドレスは結構露出してるのかと...
「あのね、そんな時はニッコリと自信もって笑って『そう?』って言うもんよ。」
自信かぁ...本当はまだ自信も実感もない。何度も失いかけては俊貴さんに抱かれて、囁かれて気持ちと身体を引き留められてきた。
「そりゃ...幸せよ。俊貴さんは素敵な人で、仕事も出来るし、尊敬してるし...でも、あたしじゃなくても、あたしよりももっと素敵な女性が居るんじゃないかなって、思えてしまうの。実際モテるみたいだし...あたしは、たぶんカレ以外には、もう考えられないけど、でも、なんであたしなのかなって...28年カレシなしだったのに、いきなりの展開だったから、このまま、わけわかんないまま結婚しちゃっていいのかなって...だって最初は課長結婚してると思ってて、不倫でちょっと遊ばれてるだけだって思ってたから...」
志信と妙子が顔を見あわせてため息をついてこちらを見た。多いものね、この歳で結婚してなくて、男居なくてのパターンで不倫、妻子持ちに走るのって。実際友人の中には何人かいるもの。年齢上がって来ると相手してくれる男性の年齢も上がるから、必然的に妻子持ちになってしまう。幸いなことに課長はバツイチの独り身だったけど。
「昔から、朱音は筋金入りの自分否定だったわね...特に女としての自信はまったくないわけ?」
妙子があきれ顔で聞き返してくる。
「あるわけナイじゃない...この歳まで誰も相手にしてくれなかったら、さ。」
「でもそれであんなイイオトコに当たったんならいいじゃない?だってさ、今まで朱音自身が寄せ付けないオーラ出しまくってたんだよ?あんたは気がついてなっかっただろうけど、それを気にせずに寄っていってたのは富野ぐらいよ。バツイチでも、本宮さんは朱音のいいところちゃんとわかってくれてるんでしょ?朱音だって愛されてる実感あるくせに。すっごく大事にされてるっぽいもの。」
そう言って志信がデジカメの画面を見せてくれた。
「実はあたし達ちょっと早めに来て朱音の打ち掛け姿見てたんだ、ほら〜」
それはちょっぴり感動してうるうるしてしまったあたしに、ハンカチを差し出しながら心配してのぞき込んでいる俊貴さんとのツーショットだった。
「これ見たらわかるでしょ?俊貴さんのこの優しい目、あんた愛されてるんでしょ?もっと自信もっていいんだよ。」
「志信...」
「まあ、これも富野のせいかと思ったら腹が立ってくるけどね。10年近く朱音の気持ちを踏みにじってさ。」
「でもよかったじゃない、その方が。おかげで朱音も素敵な人と出会えたわけだしね。あ、ヤツは今日来てるんでしょ?」
「ええ、だって同じ会社の同じ課だもの。妙子達の隣のテーブルだけど。」
「優しいし気がいいのは認めるけど、富野って調子いいっていうか、自分に都合よく何でも思いこめるからね。平気な顔して来てるんでしょ?」
志信がちょっと嫌そうな顔でそう言った。勝ってそんな風に思われてたんだ?でも...
「ちょっと、まって、あたし今まで勝には何も言ってないしアイツも気がついて無いわよ?だから普通に今はただの同僚よ。そりゃ、彼のこと好きだったわ。でも、ずっと思ってきたっていうよりも、自分に対する言い訳だったのかなって、最近思えるの。誰にも女扱いされなくて悔しいのを、そうやって誤魔化して、アイツが好きだって思いこむことで、恋愛出来ない自分を誤魔化してたのかなって...だって、あたしが今まで変われなかったのはあたし自身が自分を変えようとしなかっただけだもの。それは、アイツへの気持ちが、変えようとするほど強いモノじゃなかっただけなの...勝の優しさに甘えてただけなのよ。あいつは、こんなあたしでも友達としてはすごく大事にしてくれたと思うから。それに気がついたのはね、俊貴さんに愛されて、自分が変わろうってしてることで気がついたの...」
「なんだ、朱音わかってるじゃん。よかった、大丈夫だよ。朱音がすべてを許せた相手なんだから、信じなさいよ?」
「そうだね、疑うより信じなきゃいけないんだよね。あんまりにも自分に自信なくて...それで俊貴さんのことまで信じられなかったら、彼に申し訳ないわよね。」
「そうだよ!朱音。ほんと...あたし達も育児に手を取られちゃって、そんな話し今まで聞いてあげられなかったんだよね。ごめんね、朱音。今のうちに言いたいこといっちゃいな。そのかわりいっぱい幸せになるんだよ。」
「志信、妙子...ありがとう。」
「ああ、もうだめだよ?泣いちゃ化粧はげちゃうじゃない。」
自分の気持ちをさらけ出すことが出来て、あたしは少しだけ気が楽になっていた。
 
 
「杉原様、そろそろ行きますよ?」
介添えで付いてくれているのは工藤さんだった。あの時の彼とここで式を挙げることを聞いた彼女はすごく喜んでくれて、今日の介添えも進んで引き受けてくれたようだった。イブでお子さんもいらっしゃるだろうに...
廊下に出ると通路に携帯を顔から離す勝がいた。どうやら電話を終えた所のようだった。
「お、朱音おめでとう!今日はまた、すんげえ綺麗だなぁ。」
褒め上手って、こいつのこと言うんだろうね。
「ありがと。でも、勝に改まって言われるとくすぐったいわね。」
工藤さんは一年前に事情を話していたので、何となく察して少し距離を取ってくれた。
「オレの式の時もそうだったけれども、おまえってこんなに綺麗だったんだよな...オレ、もしかしてすんごくもったいないことした?」
「なに言ってるの?一児の父が。」
嘘、気がついてたの?まさか...一瞬にして心が曇り始めた。だって、気付かれてないって、信じてたから。
「ああ...そうだよな。子供出来ちゃって、彼女に押し切られるような形で結婚したけどさ、オレってなんにもわかってなかったんだよな。今までオマエに随分助けられてきたのに、全部自分の力の様に思いこんじまってた。気付くの遅かったんだよな。それに...オマエ、どんどん綺麗になって、眩しいくらいでさ...それって課長の力なんだよな。」
「勝...」
「オレはオマエに頼りすぎてた。何言ってもOKで、なにやっても庇って貰えて、助けられて、どっぷりぬるま湯だった。気がつかなかったオレが悪いんだけどさ、今までありがとうな。オマエはすごく変われたんだ。オレは...もうダメかも知れないけど、オマエは幸せになれよな?」
「え?ダメって...」
「一昨日実家に帰っちまったんだ。それも子供置いて...今オレの親が子供見てる。アイツ、今でもオマエとオレのこと疑ってるんだ。」
「ば、馬鹿ねっ!なんで疑うのよ?だったら人の披露宴になんて出てないで、麻里ちゃん迎えに行きなさいよっ!ちゃんと思ってること全部伝えるのよ?さっさと諦めてないで、自分の力で彼女を幸せにしてあげなきゃ!不安にさせたのは勝でしょ?お父さんなんでしょ?子供のためにも、踏ん張って麻里ちゃんのとこに行って連れて帰って来なさいよ!」
「朱音...そ、だよな、オレ、また朱音に甘えるトコだった。オレがしっかりしなくちゃいけないんだよな?悪い、オレ今から行ってくる。課長には式に出れなくて申し訳ないと伝えておいてくれ。今更気がついて遅いけど、オレ、オマエのこと好きだった。すごく頼りにしてた。オマエいい女だよ。気が付けなかったオレが馬鹿だったんだな。それを麻里は...じゃ、幸せになれよな、朱音!」
勝は駆けていくその後ろ姿に、頑張れと声をかけて見送った。
「これで、いいんですよね?」
なんだか弟を見送った後のような気持ちだった。勝は勝であたしを認めてくれていたんだ。あたしの10年はちっとも無駄になっていない。
「ええ、そうですね。杉原様、すごくスッキリした顔なさってますよ?今。」
「ほんとう?」
「ええ、そうですよね?本宮様。」
「えっ??」
振り返るとソコに俊貴さんがタキシード姿で立っていた。もしかして今のを見られていたかと思うと少し怖かった。
「あ、あの...」
「吹っ切れたんだな。イイ顔だ、朱音。」
優しい笑顔で、差し伸べてくれる手が温かくって、立ち姿がすごく凛々しくて、ドキドキしながら側に近寄った。
工藤さんが先にエレベーターまで行ってますと席を外してくれた。
「俊貴さん...」
「ん?」
「あたし、自信もっていいんですよね?貴方に愛されてるって...」
「ああ、もちろんだ。」
最初は冷たく思えたその目が優しく細められる。
「ずっと、自信持たせてくださいますか?これから先も、ずっと...きっと、あたししょっちゅう自信なくしちゃうと思うんです。それでも...」
「朱音が自信持てるように、十分言葉と態度で示すつもりだ。朱音が先に音を上げないようにしてくれれば、今夜からでも、いくらでも身体にわからせてやるぞ?」
「もう、俊貴さんったら...」
軽く抱きしめられて額にキスをもらった。
「化粧を崩すわけに行かないからな、今の朱音に思いっきりキスが出来ないのは残念だ。だがその分今夜このホテルの部屋でリベンジさせてもらうからな?」
甘い言葉が耳朶をくすぐる。そのまま腰を抱かれて工藤さんの待つエレベーターへ向かう。
「さあ、お式が始まりますよ?急ぎましょう。」
 
 
 
つつがなく式は終わり、クリスマスパーティーを兼ねた二次会が小さな会場で催された。10時頃には、勝から奥さんが戻ってくれたとメールが入ってきたと、友人達から伝えられた。
「よかった...」
「ほんとに、ヒトの結婚式にまで手間かけさせるなんて、富野らしいわよね。朱音も今までお疲れさん、でももう今日からは旦那さまのことだけでいいのよ?富野の馬鹿はこっちで引き受けるから。」
「そうそ、あの馬鹿もイロイロ気がついただろうからね。朱音も少しは自信もてた?」
「志信、妙子...?」
聞いていたかのような二人の言葉、あたしはもう苦笑いするしかなくて、でも、まるで魔法が解けたかのように、気が楽になっていた。自分にほんの少しだけもてた自信。あたしは、あたしでいてよかったんだという思い。
それを本当に教えてくれたのは、今あたしの隣にいるこの人...
「朱音、俊貴さん、メリークリスマス!幸せにね!!」
その言葉に送られて、あたしたちはホテルのスイートに向かった。
 
 
そこには式場から移された花と、ツリーと、ケーキが用意されていた。
「うわぁ、クリスマスケーキ?」
「ああ、朱音は食事もあんまり食べられなかっただろう?中上さんに頼んで用意してもらった。」
俊貴さんはスーツの上着を脱ぐと、ネクタイを緩めながらテーブルに歩み寄ってきた。
「嬉しい...シャンパンも?」
「ああ、一緒にお祝いしよう。これからの俺たちと、これから過ごす幾夜のクリスマスを約束するんだ。」
「これから、ずっと一緒なんですね?」
「ああ、年老いて、孫達に囲まれても、それでも二人一緒にすごそう、これからのクリスマスすべてを...」
「俊貴さん...メリークリスマス。」
「メリークリスマス、朱音、俺の奥さん。」
シャンパンのグラスをあわせて一口飲んだ後、引き寄せられて彼の唇に捕らえられる。
「ケーキは後でもいいか?先に朱音を食べたいんだ。」
熱い視線でそう訴えられたら、もう逆らえない。この1年でそうなってしまった。
1年前、このホテルの1室で、酔ったあたしに手を出すまいと必死で理性と闘いながら一晩中だきしめていたのだとあのあと告白されたことを思い出す。
「今夜は理性なんかどこにも持ち合わせてないからな。」
その言葉通り、ソファの上で激しく求められてしまった。
「あっん、だめっ...」
ドレスも脱ぎきらないまま、愛撫がくわえられ、あたしは乱れた姿をクリスマスキャンドルの下に晒していた。
「もうすぐ日が変わる、その前に繋がるぞ。」
「んんっ...」
いつもよりも強引にあたしの中に入り込んでくるカレのモノに少し抵抗しながらもあたしは受け入れていく。
「朱音...愛してる、もう離れていこうとなんてするな。俺以外の誰も見なくていい。そんなことをすれば無理矢理にでもこうして逃げられないようにしてしまうぞ?こうやって...」
「もう、離れたりなんかしないわ...あなたがあたしを変えてくれたの。愛されることも、愛することも、全部教えられたわ。これからもずっと側にいたいの。あなたがいらないって言っても、あたしは...」
「言うもんかっ!どれだけおまえを見てきたと思ってるんだ?やっと手に入れて、まだ1年だ。まだ1年しか愛せてない。来年も、再来年も、こうやってクリスマスの日には思い出させてやる。どれほど朱音を欲しがっていたか、まだまだ足りないほど愛し続けてることをな。」
ゆっくりと動き始めるカレの動きに翻弄されて、あたしはソファの上で身体を踊らせる。彼に即されて、そっと身体を起こし、あたしが上になったまま向かい合った形でキスを続ける。繋がった部分がお互いを求めて互いに擦りつけあうような動きが止まらない。避妊はしないと言われているので、そのまま受け入れるつもりであたしも身体が感じるまま彼を欲しがる。
「あっ、あっ...俊貴さんっ...」
「朱音、イカされそうになるっ、俺の方が、もたないっ...」
それだけは不本意だと、彼があたしを抱きかかえたまま立ち上がった。勿論繋がったまま…
「ふぐっう...」
歩くたびに突き上げられて、あたしは必死で彼にしがみつく。気が遠くなりそうなほど深くて、直ぐに一度イってしまう。びくびくとカレのモノを締め付けているのがわかる。あたしの息は上がり、狂いそうなのに、俊貴さんはなんとか持たせて再び突き上げながら移動した。
「もっとだ、もっと欲しがってくれ、朱音っ!」
ベッドにまでたどり着くとそのまま背中から降ろされ、だけど腰の位置はそのままで攻め立てられる。
「やぁっん、俊貴さん、こ、こんな...恰好...」
結局肩しかベッドについていない。彼は立ったままの恰好であたしにのしかかるようにして腰を打ち付けてくる。
「や、も、だめ、...キツ...イ」
「朱音っ、いっただろう?もう、理性なんてナイって...」
「もう、ね、キテ...一緒に...」
「ああ、イクよ?」
手を伸ばすと身体がベッドに寝かされ、彼が強く抱きしめてくれた。
そのまま激しく突き上げられて擦られて、もう、訳がわからなくなっていく。
「朱音、朱音っ、くっ、もう...」
あたしも彼も果てが近いことを知っていた。
「あぐっ、んっ、イクっ、いくっ、いっちゃうの、もう、やぁ、だめ、ああぁ、ひいんっ」
いってる最中も酷く突き上げられて、もう、気が狂わんばかりの快感に、獣のような声をあげて果ててしまった。最後の瞬間に彼もあたしの中にすべてを吐き出しているのがわかった。
その後しばらくの記憶が無くって、でも又目が覚めると再び肌を合わせる。
お互い年齢を忘れるほど、なんども、優しく、そして激しく求め合った。
何度も繋がるたびに、あたしは彼のものになっていく。
心配していたことは、もう、何も無い。ただ、彼と一つに解け合うことを望んだ。
もう離れないと、愛してると好きを繰り返す。
 
あたしたちはクリスマスの夜に永遠の愛を誓いあった。
 
 
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みなさま、MerryChristmas!
クリスマスに式を挙げてしまった二人のクリスマス&新婚初夜?です〜
今夜、あなたの隣には誰がいるのでしょう?もしかしたら、来年は…?
だれもが幸せでありますことをお祈りして、後一話、ラストはクリスマスデイです。