おまけ
「本日のデザートのお味はいかがですか?お嬢様」
「んあっ……やぁあ、もう……」
目の前にはにっこり笑ってデザートをスプーンで口元に運ぶ執事姿のまーくん。
「おや、はしたないですね。口の周りも、こっちもどろどろにしてしまって」
「お願い……ほどいて、やぁっ……んんっ」
足の付け根から伝わる振動にカラダが何度もひくつく。さっきからイキっぱなしで体中が痙攣を起こしたみたいになってしまっていた。
「お嬢様のお世話も、躾もわたしのお仕事ですからね」
にっこり笑うまーくんは凄く楽しそうで……もう、思いっきりSなんだから!!
けれども、何でこんな目に??
先月、まーくんとドライブに行った先でラブホに入った時のことだ。
思わずノリでナースごっこをしたときに、ついうっかり昔の彼氏の話をしたもんだからまーくんが切れちゃって……無茶苦茶にされた後、謝るまーくんに
『こんどは執事でご奉仕してね』
と言ったまではよかった。
どこで執事物の情報を入れてきたのかは知らないけれども、執事服を着込んでレシピみて作ったコース料理を完璧にサーブしてみせて、あげくにコレだ。
あんまりにも完璧なまーくんの所作にほれぼれしちゃって、なでつけた髪、銀縁のめがね、白い手袋まで完璧な上に、丁寧な言葉遣い、物腰……なのに、やたら耳元で囁くように話したり、添えてくる手付きがいやらしかったりと、思わずからだが反応しちゃって、持ってたナイフフォークを落としてしまったあとにこの『お仕置き』がはじまってしまった。
「いけない手ですね」
そういって後ろ手に椅子にくくりつけられ、足首も立てたまま椅子の脚に。カラダも固定されてしまっていた。そんなわたしをゆっくりと視姦しながら、ポケットから取り出したピンクのローターでカラダのあちこちを刺激しはじめたのだ。
「そんなのどこで?」
「うん?もらったの」
どうやら執事喫茶にバイトで入ってる子に色々と立ち振る舞いを教わったらしいんだけど、このローターまでおまけでもらったらしく、それは完全にその子の趣味らしいけど、いい迷惑よ!こんな……強い刺激、もうだめ!!
「やぁああ!!まーくん、そこばっかり、いやっ」
外の刺激だけじゃ物足りない。まーくんのが欲しくて、奥まで欲しくて……そのぐらい狂わされていた。
「じゃあこれでどうですか?」
すっと歯で手袋を噛むと、綺麗なまーくんの指が姿を見せる。その指をわたしに差し出して、無言で舐めろと命令しているようだった。
「んっ、ああぁっん」
本能でその指にしゃぶり付く。咥内を這い回ったそれはすぐさまわたしの下着の中に消えていった。
「やぁああああ!んっあああっ」
ずぶりと埋められたソレは激しく注送されて、上の壁を激しく擦られる。
「やぁ、だめ……なんか、変……いっ……!!」
イく寸前に何かがそここから吹き出すのがわかった。
「やぁあん……ひゃうっ」
「すげ……槇乃さん、吹いた……これ、潮?」
「わ、わかんない……」
そんなのわかるはず無いじゃない。
「今まで吹いたことなかった?」
「ないよ……そんなの」
「すげ、うれしい。オレが槇乃さんに潮吹かせたんだ」
アイツの言ってることは正しかったんだとブツブツと口にしていたけれども、こっちはそんな余裕もう無くて……
「早く、将志ぃ……お願い、欲しいの、もう……」
恥も外聞もなく強請ってしまう。
「いいですよ、差し上げますよ。その代わり、もういらないとかはなしですからね?」
にっこり笑って執事モードに戻ったまーくんがファスナーに手をかけて自分のモノを取り出すと素早く避妊具を取り出してかぶせた。
「脚、外しますね」
椅子に縛り付けられていた拘束が解かれ、いきなり真上に足首を持ち上げられた。
「やっ、なに……ああっん!!」
ずぶりと根元まで貫かれ、いきなり腰を使われた。
「お嬢様、こんなにぬるぬるにして、はしたない。そんなに欲しかったのですか?それでは責任を取って、最後まで満足させてあげましょう」
そのまま椅子の上で1回、拘束を外されてテーブルと床で1回、最後にベッドの上でされたときには互いのシャツしか残っていなかったけれども、まともに服も脱がさないまま何度も何度も責め立てられて、その度に下半身を痙攣させていきまくってしまった。
「クリーニングに出さなきゃだめかな?コレ……」
汗と愛液でどろどろになったまーくんの執事服。ちなみにわたしが着ていたお嬢様ワンピースもぐしゃぐしゃだ。
「槇乃さん、結構丁寧語とか言葉責め好きだよね?全然反応よかったし?」
「まーくんだって、抵抗したりしたら萌えてたじゃない」
「否定はしません。朝までやれそうな勢いだったけど、槇乃さんが限界だったでしょ?」
さすがにまーくんが3回の間にいったい何回イカされたことか……しまいにはローター当てながらしたりするから、気が狂うかと思っちゃった。
「お風呂、明日でいい?」
まーくんも少し眠そうだった。夕飯食べ出したのは8時ぐらいだったんだけど、もう夜中過ぎだ。
「うん、もう動けないから……」
ぐったりと横になってまーくんの裸の胸に顔を埋める。
「執事口調のまーくんもいいけど、やっぱりいつものまーくんの方が良いなぁ」
「え?」
「可愛くて、いっぱいしてあげたくなるんだもん」
「ま、槇乃さん……」
「まーくん?」
「そんな可愛いこと言っちゃ駄目でしょ?動けないくせに……」
「ちょっ、まーくん?」
「だーめ、執事モードは終わったから、今からはいつものオレモードで」
「まさか……朝まで?」
「正解♪明日休みでよかったね、槇乃さん」
にっこり笑って再びのしかかって来られてはもう泣くに泣けない状態だった。
前に書いてたのですが…1000万のキリリクにスーツ姿のまーくんをいただいたので、その前にUPしておかないと…と、探しました(笑)ノリノリで書いてますので、なんの脈絡もないですが、演技力抜群のまーくんにキリリク多いのはそのせいでしょう(爆)
音声は脳内変換で本家黒執事様<小野D>さんんでお楽しみくださいw