ドアを開けたら...
〜迷走編〜

〜広海〜
何考えてやがる?あの女は...

秘書の巻田緋紗子という女が、俺の初めての女だっていうのはもう竜姫にも言った。一回きりじゃなかったのも認めるさ。だけど身体だけの繋がりだけだったはずだ。なのに...

親父と話し合おうと大人しく監禁されていたが、忙しい身でいまだにお盛んな女性との付き合いもあって、そう毎日帰宅する父親でもない。やっと帰って来た時に、何度か言い争いこそすれ、俺の言い分などこれっぽっちも聞いてもらえない。趣味だと思っていた映画を仕事にしたいなどというのは、親父からすると寝言以前だっただろうからな。
おまけに竜姫のことを知っているらしく、親父から『あの女とは付き合うな。大学を辞めさせられたいのか?おまえの相手は俺が決めてやる。仕事も会社を手伝え!』と言い渡された。
『あんな男みたいなナリした女に騙されやがって。』
そこまで言われて俺もぶちきれた。おまけに竜姫が俺をそそのかした?いや、それは反対だろうが?俺が竜姫にめちゃくちゃしてるんだぜ?あいつはずっと俺のことを支えてくれて、俺が突っ走るのをセーブしてくれてた方なのに?
くそっ、決めた時の竜姫はめちゃくちゃいけるんだからな...まあ、女好きの親父には絶対に、見せたくないけどね。俺と兄貴が色っぽいタイプの女苦手になったのは親父が原因なんだ。俺はいつも少女のような清純なタイプの女の子に夢中になってたし、兄貴はちょっとボーイッシュな女の子が多かったかな。ん?普段の竜姫ってめちゃくちゃ兄貴の好みじゃないか?会わせたくねえ!
兄貴は一応親父の後をついで仕事してるけれども、そこそこ歳もいってきたから結婚だってあっちが先だろう?うるさく言われてる割にはなかなか踏み切らないもんな。何でだろう?もててるはずなのになぁ...
どっちにしろ親父がえらく俺に固執してるのが判らない。今までだったら放任もいいとこで構われた覚えもないのに...

俺の顔はおふくろに似てるらしい。けれども中身はまんま親父だとも言われている。まるで炎の塊、火がついたら止まらないんだよな。俺も親父も...まあ歳のせいかかなり穏やかになったとは思うけれども?
兄貴はお袋の性格を受け継いだのか、芯は通っているが、思慮深く考えて行動する方だ。緋紗子にも一度言われたことがある。兄貴と親父のセックスはまったく質が違うけれども、俺のは似てるってさ。嫌な感じだけど、どこがって聞いたら『激しいとこ』って、それ答えになってるのか?
だからかは知らないが、緋紗子は親父に若い愛人が出来たりするとふらっと俺を誘ってきた。プライドの高い彼女は自分がそういう扱いを受けてることにすごく腹が立つらしい。けれどもそれを親父にぶつけたりしない。どう見ても親父に惚れてるように見えるのに。俺も彼女がいなかったら、誘われるまま寝たりもしてた。あいかわらず溺れるほどいい身体だったから...どうして何度も緋紗子抱いたんだろう?最初に抱いてしまった女に対する幻想だろうか?すぐさま裏切られて傷ついたくせに?抜けきれずにいた身体の繋がりだった。
けれども...俺は竜姫を知った。
親友だった。自分を理解し支えてくれる居心地のいい男友達のようで、彼女が入れ替わり立ち代ってもそのスタンスはずっと同じで、別れるとかくつっくとかそんな面倒なもの一切ないと思っていて...女をころころ変えて、親父の愛人を抱いても、竜姫だけは変わらない、変えちゃいけないって思っていた。他人のものになりそうになってはじめて気がついた。竜姫が女だって気がついた、抑えていた自分の本当の気持ちにも...
手に入らないと思い込んで無理やり奪ったのに、なのに今迄で一番自分の気持ちに正直になっていた。
欲しくて、欲しくて、欲しくて...たまらなかった。
なんでも簡単に手に入っていたのに...いいなと思った女の子は誘えば簡単について来たし、簡単に寝てくれた。
なのに竜姫だけには手を出しちゃいけないと何で思ったんだろう?
手に入れてはじめて知った。本当に側に置きたかった女。全てを許して、全てを解かりあえる相手。その相手を抱くことが出来た時、全部わかった。身体だけじゃ埋まらないんだってこと。心ごと埋めたくって体を繋げるんだ。だから何度でも抱きたくて、貪欲に求めてしまう。もう許してというまで、終いには意識を手放すまで攻め続けたこともあった。
竜姫と別れるなんて絶対に出来ない。
なのに親父の頑なな態度...なぜなのか、竜姫たちが来て判った。俺の荷物を丁寧にまとめて、送り届けてきたのは緋紗子だったんだ。映画に関する俺の私物全て処分して...あとで聞いたら俺が持ってた映研のマスターテープやらは竜姫が持ち帰ってくれてたらしくって安心したんだけどな。それと、母親の8mmフィルムの入った分まで持ち出してくれてたことには感謝だ。なんで竜姫はそんなに俺のことがわかるんだ?やっぱり俺愛されてんだよなぁ。なんせ両思いになってからは俺のほうが激しく竜姫を求めすぎて、あいつは逃げ腰だったりするからちょっと不安だったけど。
その時に緋紗子は会ってたんだな、竜姫と。緋紗子が親父のかわりに様子を見に来たとき、やたらと俺を挑発してきたのも、彼女の存在をを知って、実際会ってなんか考えたんだろうと想像はつく。

実家に帰って、全てを取り上げられて軟禁状態で我慢して2週間を過ぎた頃、緋紗子が家に来ていた。
「ねえ、広海くん、そろそろ溜まってるでしょ?」
一通りの用事を済ませて緋紗子が部屋に入ってきた。この2週間、することなくベッドにねっころがってた俺の側に擦り寄ってくる。
なんせビデオやDVDまで取り上げられたままだ。
実家の自室と言っても中学卒業までいたけだけで、昨日戻されてきたベッドや机があるだけ。
緋紗子の男の、いや俺の身体を知り尽くした手が腿から股間へと這い上がってくる。相変わらず男誘うの上手いよな。俺はこの手で落とされて...思い出すだけでも興奮してしまうような官能的な思い出だ。だけどそれは過去のもの。それ以上を経験してしまえば、もう必要がない。
「おまえとはもうしない。そうはっきり言ったの覚えてないのか?」
身体を起こして緋紗子から離れる。
「あら?したい盛りの広海くんが外にも出れず、彼女とも会えず、寂しい日々を送ってるの可哀想に思って言ってあげてるのよ?」
「あいにくだったな、もう俺は自分の彼女以外抱く気はない。したくなったら彼女を思い出して自分でするさ。その方がよっぽど気持ちいいからな。」
俺は机にもたれて腕組みして緋紗子を睨んだ。
「嘘ばっかり、女なしで3日も我慢できないでしょ?おまけに一度はじめたら1回じゃすまなくって、何度もシタガルくせに...」
色っぽく潤んだ目で近づこうとする緋紗子を目で威嚇してとどまらせる。
「それ訂正、彼女となら毎日しないと狂いそうになる。一度抱いたら朝まで離せない。その情報もう古いぜ?おまけにそれは俺じゃなくて親父のことじゃないの?」
竜姫と付き合いだしてからこの女を抱かなくなった。きっぱりともう電話もしてくるなとも言った。あのときの緋紗子の表情...泣いてるのか、怒ってるのかわからない表情だった。ただ部屋のドアをばたんと大きな音を立てて出て行った。こいつが惚れてるのは親父のはずだ。なのに...あの時と同じ顔をしてこっちを睨む。
持ち過ぎた自信、高すぎるプライド、それと女の欲深さ...その全てが一時期俺を翻弄し、そして絶望させた。それ以来この女は抱きたい時に抱ける便利な女でしかなかったはずだ。この女にしても俺は親父の身代わりだ。
「俺はもう二度とおまえの相手する気はない。せいぜい親父のご機嫌を取って可愛がってもらえよ。」
一瞬きっと口元が引き締められた。
そうさ、親父は最近入った秘書じゃなくて派遣社員に入れあげてるらしい。
緋紗子の悔しげな目...親父にはまったく逆らえない女。
平気で何人もの女を相手にする、それとなく競わせたりと、嫌な親父だ。けれどもどう見たって50そこそこには見えない鍛えられた体つきに精悍な顔立ちの親父。奴のことを『甘くはないのに囚われると抜け出れない』と言った愛人がいた。そう言った彼女は、親父を愛してるけれども辛いから耐えられないといって会社を辞めていった。珍しくお袋によく似た儚げな女性で、何度も家に連れ込んでいたからよく知っている。その間、緋紗子はひたすら俺を求めて、同じ屋根の下で親父の名前を呼びながら果てていった。俺もあの時はなぜかあの女の顔が頭から消えなかった。その頃にはすでに緋紗子の本性を知っていたから、その女を思いながら緋紗子を抱いていた気がする。今度の派遣社員もバツイチらしいけど、儚げな母の面影を思わせる相手だと兄貴が言っていた。
「わたしは...秘書よ。会長には必要な人間だわ。抱かれるためだけに仕事してるんじゃないのよ!」
ばたんと、またあの時のように言いたいだけ言って出て行った。
まだ判ってないのか?あの女は...その女と長く関係を続けすぎた自分の浅はかさを今更ながらに悔やんでしまう。
緋紗子は自分が捨てられるとか、振られるとか思っていないんだ。自分の意思でそうしてると思い込んでいる。もっとも、仕事のできる彼女は、会長である親父の側を離されることはない。けれどもそのために親父の相手全てを知ってしまう。プライドの高い彼女はその相手に嫉妬するような面は見せない。けれども俺から見るとおこぼれを預かるために必死になって着飾って、金かけて磨き上げてるただの女にしか見えないのに...親父の愛人の邪魔はしないのに、俺の以前の彼女には関係を匂わせて難癖つけたりしてたのはなぜだ?親父に逆らえない分俺で発散させてるだけだろう?
緋紗子は自分でも気が付いてないんじゃないのか・俺に対して取ってる態度が、親父への想いだってことに...


「ん、広海?」
濱名のアパートに移って2日目。
真昼間からこうやって竜姫のぬくもりを腕にしていた。
「何考えてる?すっごく真剣な顔してるよ。」
「そうか?そうだな、どうやってあいつらと戦うか考えてるとこ。さっき竜姫に勇気いっぱい貰ったしな。」
「え、あたしなんかした?」
「ああ、竜姫の身体が俺のこと好きだって、好きで好きでどうしようもないっていってたぜ?」
「あ、それは...広海があんなことするからっ!」
確かに...シタ。ここに来て俺の面倒を見てくれてる彼女が流しで昼食の用意をしてるところに後ろから襲い掛かって、竜姫の声が漏れないよう口元を押さえながら立ったままのこいつにいろんなことシテ...腰砕けになったとこをベッドに抱えていき、また繋がった。いつもなら恥ずかしがる昼間からのえっちになのに、立ったまま何度もいかされた竜姫はベッドでもすごく感じてくれて...最後は半泣きの顔で好きの言葉を繰り返していた。もちろん身体も俺を離そうとしなかったさ。
照れて真っ赤な顔して反対を向いてしまったので後ろからぎゅっと抱きしめる。やばいな、こんな抱きしめ方してたら、また元気になっちまう。
くの字に合わさった体の触れ合う面積は多くて腕の中全部に竜姫を閉じ込めてるような気分になれる。
「一緒に暮らしたらこんな時間もてるんだよな...お互いの時間がすれ違っても...」
ふとした幻想。『お帰り』と迎えてくれる竜姫。『ご飯にする?』とキッチンに立つ彼女。毎夜腕の中で眠るぬくもり...それさえあれば何でも出来る気がした。
けどな...やっぱり苦労させるってわかってるのにそこまで引きずり込めない。竜姫は卒業したら実家の仕事を手伝う、そういう約束で大学に進学させてもらったといっていた。後で聞いたんだけど、それが俺と一緒にいたいためだったとか...成績がよかったので親も反対はしなかったそうだが、やはり娘の手を借りたいのが親の本音なんだろう。弟がいるけれども、歳が離れてるせいか成人するにはまだまだかかる。せめてそれまで...嫁に行くまでと親も考えているようだった。
一緒に住みたいなんて、先が見えない今は言えなかった。ついてきて欲しいとは言ったけど、それはこのまま別れることなく付き合い続けて欲しいって事と、いつか、なんとかできるようになったら、そうしたらって考えてた。いくら俺でもあんまり無謀すぎることは出来ないさ。竜姫を幸せにしなきゃ俺が全部捨てて夢を掴んでも意味がないんだ。
欲張りだな...俺。
「こんな風に一緒に暮らしたいな...だめかな?」
竜姫が腕の中でつぶやいた。
「何言い出すんだよ、親になんていうんだ?」
「実は、大学の方から研究室の助手に残らないかって言われてるんだ。」
研究室の?ああ、たしかこいつは教授に気に入られてるって言ってたな。
「だから、あたしそうしようと思うんだ。アパート借りて、広海と暮らしたい...」
「馬鹿、出来ないくせに...言うなよ、夢見るだろ?」
竜姫と暮らす幻想が再び目の前に現れる。
「本気だって言ったら広海は迷惑?」
「いや、そんなはずない。けど、おまえの親反対するだろうし、俺は今現在一文無しなわけだし。」
「あたしが何とかしちゃダメ?あたしが借りるんだったらアパートいくらでもあるよ?貯金だって、敷金礼金払うぐらい十分あるし、だから...」
「そこまで迷惑掛けたくないんだ。これは男の意地だから譲れない。」
そうだ、男の意地。
「でもいつまでもここにいられないよ?仕事も探さなきゃだし、学校もどうするの?あたしじゃ頼りにならない?意地だけじゃ今から生きてけないよ?あたしにもっと頼ってよ!」
「だめだ!俺は、自分の力で何とかしたい。夢も大事だけど、自分の力で竜姫を護りたい。でないと俺は本当の意味で竜姫を手に入れられない、そうだろう?」
本当の意味、赤くなってる顔を見れば意味は伝わってるんだろうな。
竜姫を護る、それは竜姫のすべてを受け止めて自分のものにする契約。それは自分をも預け竜姫のものになるということ。いつの間にかそんなことを望んでいた。漠然とそう思ってたのは確かだ。今だけじゃなくこの先もずっと竜姫といて、彼女と歩いていきたいと思った。竜姫に触れるのは俺だけでありたいという独占欲もあるが、何よりもどんな未来を想像しても彼女のいないことだけは考えられなかった。このまま映像の世界に携わって、底辺を歩く人生でも、親父の会社に入って闘う人生、どちらの世界にも竜姫はそばにいる。護りたいのか、支えられたいのか...俺も弱っちいのかもしれないけれども、俺にはもうなくてはならない存在になってしまった。はっきり言えるのは、彼女との世界を護るためなら何でもできるだろう。それはきっと竜姫もそう思ってる...
「ねえ、できたら大学だけは卒業しようよ。あと半年ぐらいじゃない?学費ぐらいあたしなんとかするから!!」
「竜姫...ありがとな。」
「広海...」
腕の中にもう一度竜姫を抱きしめる。暖かい...
これだけは失いたくない。だから...
「竜姫、愛してる。どんな状態になっても俺のこと信じるか?待っていられるか?」
「信じるよ。待てって言えば待つ。今までも散々待ったんだからね。でも...あたしはもう待つだけじゃいやだよ。こうして広海と一緒にいられるようになって、あたしだって広海を護りたい!あたしにできることはなんだってやりたい。自分に夢がないとかそんなんじゃなくて、広海の作り出すものが好きなの。難しい夢だから、叶わないかもしれない...それでもその夢を持つ心だけは護りたいって思ってる。だから...」
そういう竜姫だから俺も甘えてばっかりじゃいられなくなるんだよな。
「そうだな、あんまり放っておくとまた飛び込んで来るもんな。昨日みたいに勇ましくな。」
「そうだよ、じっとなんてしててやんない。」
「ああ、俺がどうしようもなくなったら奪いに来いよ。」
「うん!」
ゆっくりと顔を近づけると、そのますっぐな瞳を閉じて俺に身を預けてくるいとしい女。
口付けて、またその体全身を味わう。
「やぁ、広海ぃ...また、んもう、昨日からもう何度目だよ...ね、だめ...もう身体が...あぁっ、だめだって...やっ、あっ...」
竜姫の弱いところを抑えながら、緩慢な動作で愛撫を加える。焦らせるように加えられた快感に竜姫の身体がゆっくりと熱を帯び反応し始める。
忘れないように、この身体が俺のことを忘れる事ができないほど...
「あっ、ん...ひ、広海ぃ、もう、ゆるして...もう、やぁ...きてよ...ひとりでは、いや...」
竜姫の脚の付け根に顔を埋め舌と指でイカせて、絶頂感に震えるその蕾をまた刺激した。竜姫の口からはようやく言葉らしい声が漏れて、俺を誘う。
「欲しい?俺が...俺だけを?」
「ああ、広海がいいの!来て、お願い...離れたくないっ!」
「竜姫...」
俺の背をかき抱いて求めてくる。俺は自分自身を準備して竜姫の中へ埋め込んでいく。
「あああぁっ!」
それだけで達したのかまた震える竜姫の身体をゆっくりと、だんだんと激しく攻める。
「た、つき...」
優しくしたいのに...いつもこうして最後にはきつく攻め立ててしまう。
想いはとまらない。俺の竜姫に対する気持ちも身体もとまりはしない。
「やああぁぁっっ...!」
何度も収縮を繰り返す竜姫の中壁に締め付けられて俺も限界が来る。それでもなお激しく攻める。
「あぁっ、くうっだめだ、た、つき...」
限界を超えた時点で欲望を吐き出した瞬間、竜姫の張り詰めた身体がゆっくりと弛緩していく。
また気を失わせたか?
「竜姫...」
ゆっくりと身体を離して、眠るように意識を手放した彼女の頬を撫でる。
このまま隣で全てを忘れて眠れたらどんなに幸せだろう。だけど決めたから。闘うことを。夢も、竜姫も手に入れるためには...
「ごめんな、竜姫。」
汗に濡れた顔と身体をタオルで拭ってやる。衣服を身に着けた俺はベッドに腰掛けて竜姫の長めの前髪をそっと払ってやる。
「待っててくれよ。」
枕元にメモを残して俺は部屋を出た。
去り行く広海、どこへ行くのか?
今回いきなり広海バージョンですみませぬ。また次回より竜姫バージョン始まります。もしかしたらこのシリーズは急がず、ゆっくりの更新になるかもしれません。なぜか...それは書きたい作品があるからです〜だって以外に長くなりそうな迷走編。マジで迷走しそうなんですもん。
新作も書きたい気持ち、新年ですから(どういう関係??)ということでよろしくです〜〜〜