400万Hitのお祝い小説を「月夜のホタル」 の朝美音柊花さんから戴きました!!
アタシも大好きな『Sweet Dentist』より【Sweet Gift For You】です。響センセ、好きだわ〜〜〜♪
** Sweet Gift For You ** |
〜*〜Sweet Dentist 千茉莉の高校卒業直後のお話です〜*〜 |
あたしは今、大切なお祝いのためにケーキを仕上げている。 生クリームで綺麗に飾りつけ、美味しそうな真っ赤なイチゴを飾って一息付くと、ふとあたしをじっと見つめて機嫌の悪い顔をしているグレーの瞳とぶつかった。 自分の作ったケーキの仕上がりに大満足でニッコリと満面の笑みのあたしと、そんなあたしを眉間に皺を寄せて見ている人物がここに一人。 言わずと知れたあたしの彼、安原 響さん。 金髪にグレーの瞳、すらりと身長が高く整った顔立ちの彼はあたしより12才年上の30才。 あたしがついこの間卒業した高校に、伝説的な業績を残した『ビケトリ』といわれる美形トリオの一人だったって言うから驚いちゃうけど、確かに納得できるくらいの頭のよさと美形っぷり。 誰が見ても格好よくてクールでスマートで…申し分のない大人の彼は18才のあたしなんかには勿体無いくらい。 ………の、ハズなんだけど… 「千茉莉〜!んな甘いもの作ってどうするんだよ?俺の商売に貢献しているつもりか?」 …そう、彼は歯医者さんだったりする。 そしてあたしはケーキ屋『Sweet』の一人娘。未来の天才パティシェ神崎 千茉莉。 歯医者さんと未来の天才パティシェが恋人同士なんて変な取り合わせよね? 『Sweet』のお菓子で虫歯になったら『Yasuhara Dental Clinic』へどうぞ♪…なんて、なんだかすご〜く腹黒みたいでイヤなんだけど、コレばっかりはお互いの選んだ職業だからどうしようもないわよね。 「それ、俺に食えとか絶対に言うなよ?」 甘い物が嫌いな響さんは甘い香りを漂わせるおいしそうなデコレーションケーキを見てゲンナリと情けない声を出す。 「言うわけ無いじゃない。これは可愛いカレの為に作った大切なお祝いのケーキなんだから。」 「………可愛いカレ?」 響さんの右の眉がピクリと上がった。気に入らない時の彼のクセ。 瞬時に彼が何かを誤解した事を悟る。 「えっ…あのっ…可愛いカレって言うのは…。」 「ふう〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。千茉莉には俺以外にカレがいるんだぁ。へ〜〜ぇぇぇ〜〜〜〜っ。」 その長〜い<『ふう〜〜ん』『へ〜〜』はやめてよね。絶対に変な誤解しているってわかっているから。 「あのねぇ、誤解しないでよ?これはいつもお世話になっているあたしの憧れの人の息子さんへのお祝いで…。」 「千茉莉が俺以外にお世話になっているヤツなんているの?」 ……なんつーオレ様な発言だ? 「千茉莉が俺以外の男を見て良いと思ってんの?」 ……誰もそのカレをそういう目で見ているなんて言っていませんが? 「……誰だよ?おまえの可愛いカレって。」 「響さんも知っているよ。」 「俺も知っている?」 「うん、確かに男…には間違いないかも知れないけど…嫉妬の対象にはならないと思うんだよね?」 「………誰だよ?」 「今日が何の日だか知ってる?…ついでに言うなら明日はある人の誕生日でしょう?」 「……?」 「明日、4月8日は誰かの誕生日で今日はその人の息子の入学式。」 「……龍也の誕生日で…聖也の入学式?」 「ピンポ〜〜ン。聖也君の入学祝と龍也さんのお誕生日のお祝いに依頼されたのよ。聖也君はいちごが大好きでしょ?」 あたしの言葉を聞いて脱力した響先生はそのまま手近な椅子を引き寄せ座り込んだ。 そんな彼の行動にクスクス笑っていると、ムッとした表情であたしを睨んでくる。 テレ隠しかぁ?カワイイ。 ほんっとにヤキモチ妬きで子供みたいなんだから。 時々…ううん、しょっちゅうだけど、彼は本当はあたしと年齢が変わらないんじゃないかと思う事がある。 確かに大人なんだけど…精神年齢が子供っぽいのよねぇ? 彼はあたしに合わせているんだっているけれど…絶対にあれは嘘だと思う。 「ん?まてよ。…それって、聖也の入学祝いのケーキってことだよな?」 「そうよ。さっきそう言ったじゃない。」 「聖也はこの間治療が終わったばかりなんだぞ?ダメだダメだ。こんなに生クリームたっぷりのケーキなんて、聖也がまた虫歯になったらおまえ責任取れるのかよ?」 「だって、せっかくのお祝いなんだよ?やっぱりケーキがなくっちゃ。」 「別にケーキなんて無くても…。」 「だめよ!節目の日にケーキがないなんて。それにケーキのロウソクを吹き消すって言うのは子供にとってプレゼントと同じくらい楽しみなイベントなんだからね!!」 「…そんなもんかな?子どもの頃のことなんて忘れちまったからなあ。」 「…じゃあ、響さんはケーキでなかったら何にロウソクを立ててお祝いするの?」 「俺か?そうだなあ、俺だったら…」 クスッと意地悪な瞳で流し目するのはやめましょう。嫌な予感がします。 「なあ?俺が唯一食べられる甘いものって知ってるだろ?」 「……。」 「どうして黙るわけ?」 嫌な予感的中でしょうか? あたしの肩を引き寄せてチロリと耳を舐めて『うん、甘い』と笑う彼に、ザワッと肌がざわめきだす。 「…っ、このヘンタイ!!何考えているのよ?」 「ん?何を想像したの、千茉莉ちゃん♪ あ、もしかして千茉莉にロウソクを〜とか考えてた?いやらし〜〜!!おまえそう言う趣味あったのか?」 わざとそう言う想像をさせる言い方をしたあなたのほうがいやらしいでしょうがっ? 「なっ…無いわよっ!!何をバカな事言ってるのよ。いやらしいっ!スケベッ!このヘンタイオヤジ!!あ〜もう耳なんて舐めないでよ。ドスケベ!!」 「千茉莉…おまえ最近何気に言葉キツクない?」 「それは先生が馬鹿な事ばっかり言うからっ…っと!」 「あ、先生って言ったな?ペナルティだぞ?」 「ううっ…。だってまだ慣れないんだもん。」 「大体、付き合ってもう半年経つし、同棲してもう2ヶ月だぞ?いつまで俺のこと先生って呼ぶつもりだよ。」 「努力はしているわよ。」 「もう遅い。とりあえず今日のペナルティは確実だぞ。覚悟しておけよ?」 もう遅いってどう言う事よ。たった一回じゃないの。 冗談じゃないわ。この間ペナルティと称してされた事といったら…。 〜〜♪ あたしの携帯が鳴り出した。表示は先ほど噂していた龍也さんだ。 「もしもし。龍也さん?あ、はい。聖也君の入学祝いのケーキですか?ふふっ…ちょうど今仕上がった所です。後で届けますけど…え?今からですか?近くに来ているんですか。わかりました。じゃあ、すぐに持ち帰れるように準備しておきますね。」 楽しげに龍也さんと話すあたしを、じっと見ていた響さんがイキナリ不機嫌な顔で携帯を取り上げた。 「きゃっ…何をするのよ?」 「龍也か?何でおまえが千茉莉の携帯の番号を知ってるんだよ?あぁ?聖良ちゃんから聞いただぁ?すぐに登録消せよな。」 …ちょっと?龍也さんにヤキモチはないんじゃないの? 「大体いいのか?こんな甘ったるいケーキを聖也に食わせて。この間俺が治療したばかりじゃないか。」 聖也君は歯磨きが余り好きじゃなくて、良く虫歯になる。響先生は聖也君の小さな頃からずっと治療をしてきたんだって。 でもどんなに熱弁をふるってもダメよ。だって生涯にたった一度の小学校の入学式なのよ。大切な記念の日なんだからケーキはお約束でしょう? あたしは、これ以上お祝いムードを壊すまいと聖也君の歯について龍也さんに説明を始めた響さんから慌てて受話器を奪い取った。 「ごめんなさい龍也さん。響さんったらせっかくのお祝いなのに硬いこと言って…気分を悪くしないで下さいね。はい。お待ちしています。」 あたしは電話を切るとケーキを箱に詰め、カラフルなローソクを入れた。 一本はセンサーがついていて火をともすと音楽が鳴り出す特別な代物だ。 このロウソクは結構好評で子ども達には人気が高い。 綺麗に箱に詰めてメッセージをつけるとあたしはようやく顔を上げて視線の先でじっとあたしを見ている響さんに気付いた。 後でよく考えれば響さんがどうしてずっとあたしの傍にいたのか、少し考えたらわかったはずだった。 だけど、そのときはケーキを見てはしゃぐ聖也君の顔とか、美味しそうに食べてくれる所を想像してニコニコしちゃって…響さんの事まで気が回らなかったの。 響さんはあたしがお菓子作りに熱中している時、何だかとても不安な気持ちになるらしい。 あたしがそのまま遠くへ行っちゃう様な気がするんだって。 おかしいわよね。もう婚約もしたのに何処かへ行っちゃう気がするなんて。 「千茉莉…俺のこと愛してる?」 あたしと視線があうと椅子に跨るように座り背もたれに頬杖をついて少し拗ねた表情の響さんが上目づかいであたしを見上げていた。 彼の気持ちにようやく気付いたあたしは、何だか優しい気持ちになってフワリと彼を抱きしめた。 「ん?どうしたの。ちょっぴり寂しかったのかな。ごめんね。ケーキ作りに夢中になっちゃって。」 チュッと額にキスをしてから『大好きよ。』と答えてニコッと笑う。 本当に響さんったら12も年上のくせにこんな時は、すごく子供っぽくなって甘えてくる。 カワイイ…って声に出すとまた、いじけてしまうのはわかっているから言わないけど、心で思うくらいは良いよね? 「千茉莉…キスして?」 おねだりするように甘えてくるあなたに微笑んでそっと唇を寄せると、キュッと縋るように抱きついてきてあたしの腰に腕を回す。 いつもは俺様で強引なあなただけどこんな時のあなたは何だかとても頼りなくて本当に護ってあげたくなってしまう。 唇に熱い吐息がかかって、それだけで頭の芯から痺れてくる。 唇が触れる一瞬前のこの甘ったるい瞬間があたしはとっても好きだ。 熱を帯びた唇が近付いてくる… あたしはゆっくりと瞳を閉じた とろける様な極上に甘いテノールが耳に心地いい… 「千茉莉…愛してる。」 甘い吐息が唇に… ピンポ〜ン♪ 触れる一瞬手前で鳴った呼び鈴。 オアズケを喰らった響さんの不機嫌が一気に加速する。 「…龍也さんがケーキを取りに来たみたい。」 「マジかよ?ちょっと早すぎねぇか?キスする時間もくれないのかよ。龍也のヤツ。」 そんな事言ったって…ねぇ? 「…ケーキ渡してあげなくちゃ。出てくるね?」 あたしの言葉に小さく溜息をついて諦めたように腰に回した手を離した響さんだけど… 「後でたっぷりと堪能させてもらうからいいや。ペナルティもあるし…今夜は楽しめそうだな。」 ポソ…と小さく呟いた限りなく怖いセリフはあたしの耳にシッカリ焼きついた。 コワイ…堪能って?ペナルティって? 「なっ…何を考えてるのよ?また変なこと考えてるんじゃないでしょうね。このヘンタイ!」 「あ〜またヘンタイって言いやがったなこいつ!おまえぜって〜その身体に思い知らせてやるからな?今晩覚悟しとけよ。」 「……イヤ!」 冗談じゃないわよ。またこの間みたいに次の日、立てなくたったらどうすんのよ? 「ダメ!楽しみだな〜千茉莉はロウソクがお好きらしいから…。」 ちょっと?今夜はそう言うプレイですか?冗談はやめてよ。 あ、ちょっと?あたしを抱き寄せてサワサワとオシリとか触らないでよね。 「……へっ…ヘンタイっ!!冗談じゃないわよっ、いやだったらっ。ばかっ、さわんないでよ。エロオヤジ!!!」 「誰がエロオヤジだ。失礼な。こんなカッコイイ婚約者に向かって。」 婚約者…ああ、そうよ。この人はあたしの未来の夫なのよ。30才で既に充分すぎるくらいエロオヤジだと思うこの人があたしの旦那になっちゃうのね? …あたし人生の選択を早まってしまったのかしら? 「あたしはやさしい先生と結婚したいのよぉ。こんなエロオヤジと結婚したくないもん。ばかあ!大体ケーキにロウソクを立てないなんて夢も希望も無いエロオヤジの証拠じゃない。」 「何をムチャクチャな理論を…大体ケーキケーキとおまえしつこすぎ!甘いもんなら何だっていいんだろう?」 その言葉と共にグイッと引き寄せられる感覚に驚いて一瞬何があったのかわからなかったけど…。 次の瞬間唇を塞がれて身動きさえ取れなくなっている自分に気付いた。 「☆○×▽∞♪★□〜〜!?」 驚きの余り声も出なかったわよ。 唇を割って滑り込んできた舌に口内を弄られて、意識がぼうっとしてしまうほどに翻弄されてしまったあたし。 おかげですっかり龍也さんがケーキを取りに来ている事も、お出迎えに行く所だった事も瞬時にぶっ飛んで忘れてしまっていた。 「響…おまえ呼び鈴押してるのに何やってんだよ?いちゃつくならカギぐらいかけとけ。」 不意に背後から聞こえた聞き覚えのある声に驚いたあたしとは対照的に、のほほんと唇を離した響さん。 「キスのほうがケーキより数倍甘いって実技で教えてたんだよ。ほらこれでわかっただろ?」 …って、何をニッコリと悩殺スマイルで言っるのよ。龍也さんに見られたんですがっ? 「キスだけでイッたみたいな顔してる。クスクス…そんなに気持ちよかった?俺のキス♪」 この人は…この状況で本気であたしが悦んでいるとでも思っているのかしら?確かにぼうっとはなったけど、…イッたみたいな顔ってどんなのよ? 響さんは真っ赤になって頬を膨らますあたしを無視して、龍也さんを振り返ると、ケーキを取り出して龍也さんの隣りで少し困ったように微笑む聖良さんに渡した。 「聖也に必ず仕上げ磨きしてやれよ?両手両足縛り付けて無理やり口をあけてでも磨いてやれ。龍也、聖良ちゃんは優しいからできないかも知れんが、おまえならぜってーできる。」 ニコッと笑うその顔とは裏腹の恐ろしいセリフをえらくサラリと言い放ったわね?しかも龍也さんも「ああ、わかった」とかサラッと…。 響先生、なに脅迫しているんですか?でもって、龍也さん、なに軽く受け流しているんですか? なんだかこの二人がマフィア組織の幹部に見えてきましたよ。 抵抗なんてしたら縛り上げられて夜の海に投げ込まれちゃう? 妙に納得出来ちゃうくらいに似合い過ぎるのが尚更こわいんですけどーー! 「おまえら取り込んでいたみたいだし、お邪魔するのもなんだからもう行くわ。行くぞ聖良。」 ケーキを受け取った龍也さんはそう言うと、聖良さんの肩を抱いてとっとと帰ってしまった。 聖良さんを抱きしめて響さんの視線から隠していたような気がしたのは…響さんから出ている早く帰れオーラから護る為だったのかも…なんて事考えすぎよね? さすが龍也さん。響さんから出ている邪魔すんなオーラを瞬時に嗅ぎ取って逃げたほうが良いって悟ったみたい。 伊達にあたしが生まれる前からの付き合いじゃないわね。 ああでも、龍也さんにはできれば後少し一緒にいて欲しかったかもしれない。 聖良さんが別れ際にちょっぴり頬を染めて言いにくそうにそう言ったセリフを思い出して溜息を付く。 『響先輩も龍也さんと同じようなタイプなのねぇ。可愛そうに千茉莉ちゃん。…えっと、大変かもしれないけど身体を大切にして頑張ってね?』 身体を大切にって、その一言に凄く深い意味が込められているような気がするのは、多分あたしと聖良さんが似たような立場にいるからなのかもしれない。 聖良さんも苦労しているんだなぁ。そう言えば龍也さんは聖良さんにベタ惚れだものね。 大切にされていると言えばそうなんだろうけど、愛情が深すぎるのも時に大変…だよねぇ? 憧れの聖良さんがあたしと同じ立場って言うのは何だか近親感があって嬉しいんだけど…ほんっと、『ビケトリ』ってとんでもない人たちなんだなって最近思うわ。 頭がよくて超美形、スポーツ万能でおまけに嫉妬深くて愛情もメチャメチャ深い…。 こんな人に愛されているあたし達って…きっと凄く幸せなんだよね? …ねぇ?聖良さん。 「さ、邪魔者もいなくなったしケーキも渡した。ここにいる理由はもうないよな?」 その声に一気に現実に引き戻された。 ニコニコと満面の笑みからスッゴク怖いオーラが出ている気がしますが…これってペナルティモードでしょうか? チロッと流し目を送ってあたしを見る響さんの瞳には、この先に待っているペナルティへの期待が浮んでいる気がしてならない。…これはきっと気のせいでは無いんだと思う。 ツカツカと近寄ってきたかと思うと、響さんは恐怖で体が硬直しているあたしを米俵のように担ぎ上げてしまった。 「ちょっ…ヤダ!なにをするのよ?」 「俺のことヘンタイエロオヤジ扱いした罪は重いぞ。しかもペナルティプラスだしな。千茉莉の希望どおり今夜はロウソクでお仕置きと行こうか?」 ちょっとーーー?マジですか?やめてくださいーーーっ!!! こわいよーこわいよー。あなたそれってこわすぎますって。 エロオヤジと言われたのがそんなに気に入らなかったんですかー? 人を米俵みたいに担ぎ上げるのはやめてくださいーっっ!! あううっ、あたしは本当にとんでもないヒトと婚約してしまったのかもしれない。 そのまま寝室へと担ぎこまれてしまったあたしにもちろん抵抗の余地なんて無かった。 極上のSweetのような甘いキスの前に意識が溶け込んでいく。 霞む意識の中で確かに聞こえた悪魔のテノールがあたしに現実を突きつけた。 『なぁ?このまま足腰立たなくなるまで俺に愛されるのと、お望みどおりロウソクで一回だけって言うのとどっちがいい?』 だから、ロウソクは誤解です!!こわいですってばーー!! つまり必然的に選択肢は1つとなってしまい… ケーキより甘いSpecial Sweet Kissの雨でトロけるほどの愛情を受ける事になった。 次の日は言うまでもなくベッドから起き上がれず… あたしは結婚を考え直そうかと本気で思った。 +++ Fin +++ |
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