〜200万アクセスキリリクbyしょ−りょーさん

バツイチ男の事情・2
〜卒業までのカウントダウン〜

終業式のその日は金曜日で、俺も年末の忙しさがあって、どうしても定時には帰れなかった。明日は土曜で、俺も休みはもらえていたから瑠璃にうちに来るかと誘った。
メールでは母親にイブなんだから泊まってきていいよと言われたらしい。
『あたしも出かけるから、安心して』と...
10時過ぎにようやく部屋までたどり着いた俺を迎えてくれたのは制服姿の瑠璃だった。
最近は土日が多かったので、私服姿ばかり見ていたので、思わず新鮮だ。
「おかえりなさい!ご飯できてるよ。」
自分の家に招き入れられて、いつもながらくすぐったい思いをする。そういえば前の妻は玄関まで出迎えてくれたことなんてなかったなぁ、などと思い出してしまう。
いかんいかん、瑠璃とはいずれ新しい生活を始めるんだ。昔のことはもういい。
「ね、すごいでしょ?学校から直行して頑張っちゃった。」
テーブルの上の豪華な食事、2人分だと2日分はあるよな?思わず明日の夜まで食事の用意に困らないだろうと思ってしまった俺って...
「ああ、凄いご馳走だな。うまそう、すぐに食えるのか?」
「うん、でも...その前に、これ、あけてくれる?」
差し出されたのはシャンペンだった。ノンアルコールでなく、少しアルコールの入ってるものだった。
「いいのか?これ、酒だぞ?」
「いいでしょ、少しぐらい...だめ?」
まただ...小首を傾げて聞いてくる瑠璃のこのしぐさに弱いのだ。
「まあ、少しぐらいなら、な?」
俺のほうはシャンペンで始まり、ビールに移る。瑠璃はおいしいと言ってお代わりして、すこし酔ったのか目元がほんのりと赤い。
今夜は無理っぽいな...
無理はさせたくないと思う自分と、おそらく始めてしまうとセーブの効かない自分がせめぎあう。だから、無理はしないほうがいいのだと...

「真吾さん...真吾さん...」
食事が終わり、瑠璃が後片付けに席を立ったあと、煙草でも吸って酔いを醒まそうとしたところまでは覚えてるのだが、火を消したあと、ついうとうととしかけていたようだった。連日の残業、年末の忙しさで、知らないうちに疲れはピークに来ていたんだろうな。
タンスにもたれて、俺はテーブルの前で胡座をかいたままうたた寝していたようだった。
俺は閉じた目を必死で開けようとするが、今日は帰社後長くパソコンの画面を見ていたせいか目の疲れもひどく、なかなか開こうとしてくれない。
「真吾さん、寝ちゃったの?」
近くで聞こえる瑠璃の声。
「もう、真吾さんったらっ...襲っちゃうんだからっ!」
ずしんとひざの上に暖かい重みが...
瑠璃なのか?
俺の上にまたがって座ったようで、太ももとその付け根の辺りにリアルな暖かさと重みを感じた。
「ねえ、寝たらイヤだよ?起きてよぉ、約束したのに...真吾さんの嘘つきっ!」
こら、ゆするな、身体を...俺の上で俺を揺すってるつもりだろうが、揺れてるのは正確には瑠璃の身体の方...だめだって、擦れるんだ!
「もう、ほんとに、キ、キスしちゃうんだからぁ...えっと...」
声に照れを感じたが、すぐさまちゅっと唇に生暖かい温もりが...おまけにぺろっと俺の唇を舐めていったのか?
ヤバイ...反応しちまう!!
俺は急いで目を開けた。目の前に瑠璃の可愛らしい顔...だめだ、これは、相乗効果でしかなかった。
「る、瑠璃っ...」
むくむくと反応する俺の下半身。
しょうがないだろう?俺だって健全な男なんだからな...
「え?きゃっ...あっ!」
俺の下半身の変化を知って、真っ赤になって急いで後ろに身体を逃そうとした瑠璃をすばやく引き寄せて腕の中に閉じ込めた。そのために、再び体が密着する。
ホントはやばいんだけど、自分から迫ってきておきながら逃げてしまう瑠璃にちょっと意地悪がしたくなった。
「だめだよ、自分から誘って逃げちゃ...」
「だ、だって、真吾さん寝ちゃうんだもの...」
「ごめん、疲れてたんだ。でも、わかる?瑠璃...」
自分の熱くなったものを彼女の下半身に押し付けながら耳元に囁く。びくりとしながらも、うなずく瑠璃。
「俺の身体が、瑠璃が欲しいって言ってるんだ。」
「やぁ...真吾さぁん...」
瑠璃は真っ赤になって俯いている。
ほんの少しだけ、快感を覚えたからだが期待しているんだろうか?けれど知らないはずだ。男がどんな風に女を求めるかなんて...
「いいかい?自分から誘ったら、もう逃げちゃいけないんだよ?せっかくお風呂に入ってから、今晩ゆっくり瑠璃をもらおうと思ってたのに...瑠璃がいけないんだからね?今、その気にさせたんだから...」
もう一度腰を押し付ける。
「そんな...んっ!」
文句を言おうとする口もふさぐ。
今まで我慢してたぶん、もう我慢しなくていいと思うと、もう、歯止めは効かない。
そのまま身体を起こして畳の上に押し倒す。瑠璃の脚の間にしっかりと俺の腰は収まっている。
駄目だ、最初は優しく、ちゃんとしようって思ってたのに...このまま即繋がっちまいたい気持ちが先走る。痛いほどに張りつめた下半身に大人しくしていろと言い聞かせながら瑠璃の顔をのぞき込む。
「真吾さん...いいよ、あたし...」
不意に瑠璃がそう口にした。両手を伸ばして俺を求める制服姿の瑠璃...
思わず、一瞬だけど自分が同じ高校生にでもなった気持ちになってしまう。別に制服マニアでも何でもない。けれども彼女の制服姿っていうのは、なんとも、こう...萌えてしまう。
ほんとにいいのか?

もう、止まらないぞ...

瑠璃に何度も口付ける。軽くキスしかしないように努力してたのはついこの間まで。深く口付ければ身体まで欲しくなってしまう。だけど、今日はセーブしなくていいと思うと、つい初っぱなから求めてしまう。瑠璃の小さな口を割り、舌先を潜り込ませて、彼女の口腔内をまさぐる。そっと絡んできた舌先は捕らえて放さない。
「んっ、くっ...んっ」
苦しげに喘ぐのが唇越しに伝わってくる。だけど、甘い吐息が俺の中に漏らされる。
キスしながら、瑠璃の頬に触れる俺の手を瑠璃の髪に潜り込ませては首筋に降ろしていく。そして反対の手で瑠璃の制服のリボンを解き、ボタンを一つづつ外していく。露わになっていく瑠璃の身体。胸にゆっくりと触れ、軽く揉みながらもその先の蕾を目指す。そして触れたとたんぴくりと反応して俺を喜ばせる。
「瑠璃...」
その赤い実を口に含み吸い尽くす頃には瑠璃の息もますます上がっていた。
まくれ上がったプリーツのスカートの裾からも忍び込ませて、滑らかな彼女の太股をさすり、下着の上から敏感な部分に触れると既に暖かく湿っていた。
俺はそのまま彼女の下着を引き下ろすと身体を沈めて瑠璃のスカートの中に潜り込んだ。
「やっ、やだぁ...なにっ...んんっ」
ぺちゃぺちゃと味わう瑠璃の蜜は甘くすら感じられた。
「やだっ、お風呂、はいってないのに...」
「そんなことしたら瑠璃の味がしなくなっちゃうだろ?大人はね、このまま味わいたいんだよ。」
絶対そうってわけじゃないけど、きっと瑠璃は素直に言ったことを信じるんだろうな。
舌を秘所の奥までねじ込んで潤を作り、指をそっと差し込んでぬかるみを確認する。
初めての女ははっきり言って奈津美以外しらない。けどその奈津美に途中で思いっきり拒否されてからは、初めての女を抱いて嫌がられるのが怖くなってしまった。その自信を復活させるために、他の女で試して元妻にはめられたんだがな...
まずイカセテやりたかった。出入りさせる指先には、したたるほどの蜜が絡み、彼女が感じてるのが目に見えて判った。
「やっ、だめ...また変になる...」
指を出入りさせ、折り曲げていいところを探り当てながら、ずっと舌で瑠璃の感じやすい芽を刺激し続けていた。息も絶え絶えの瑠璃が懇願する。
「いいから、イキなさい...」
その芽をきつく吸い上げたとたんに瑠璃が身体ごと跳ねて、果てていった。

スカートの中から身体を起こすと、無防備に投げ出された瑠璃の身体と、中途半端に脱がされた乱れた制服が目に入った。
うっ...めちゃくちゃエロイ...
可愛いとか、ちょっと色っぽいなとか思ったことはあったけど、まさかこんなにいやらしく見えるなんて...世に女子高生やら制服を好むヤツが多くいるのも無理はないと思ってしまった。
「し、真吾さん...」
力無く俺を呼ぶ。いったんぎゅっと抱きしめて、ちょっと待っててと囁いて再び身体を起こす。身体に力が入らない彼女は大人しくそのまま待っていた。このまま終わられちゃ、俺が困るんだ。下半身はさっきよりも強く自己主張を続けているのだから...
俺は押入から布団を出して敷くと、その上に大きめのバスタオルを敷いた。
まあ、間違いなく必要になるからな...
ぐったりしたままの瑠璃から制服をはぎ取ると、そのまま抱え上げて布団に降ろす。
俺も服を脱いで裸になる。父親のいない瑠璃は、はじめて見るだろう俺の下半身の元気な物を目にして、驚愕の表情を隠せなかった。
「怖いか?瑠璃...」
「えっと...そ、そんなの、入るの?」
「一応、入る...赤ちゃんが出てこれるぐらいだからな。」
「じゃあ、がんばる...」
「瑠璃、大事にするから...」
「ん、好き...真吾さん...」
抱き合ってもう一度深く口づける。今度は何も身にまとっていない瑠璃の肌の柔らかさを堪能しながら胸に触れ、濡れたそこにももう一度指を這わせる。
「あぁあん」
そこはきつく収縮しながら俺を誘っている。イッタあとの瑠璃のソコは初めてにしては十分な潤いがある。
もういいかな?
そろそろ限界に近づいている俺は、瑠璃の身体の間に入り込み膝を大きく開いた。
「えっ、やだっ、こんな恰好...出来ないよぉ」
半泣きになる瑠璃。まあ、年頃の娘には恥ずかしいだろうな。だからさっきもスカートで見えないように愛撫したんだ。
「瑠璃、言っただろう?欲しいんだ、瑠璃の中に入りたい...」
ゆっくりと腰を上下させて、自身をこすりつける。
「一つになれる?」
「ああ、瑠璃と一つになるんだ。」
頷き、そしてぎゅうと目を瞑る彼女に深呼吸するように言いながらゆっくりと高ぶりを埋め込んで行く。
キツイ...
初めてってこんなにキツイのか??
「うぐっ...」
苦しげな声をあげる瑠璃に一瞬躊躇するが、そのまま突き進む。ココでは止まれない。途中何かに引っかかるが、もっと奥まで瑠璃の中に入りたい。
「いっ...たっ」
ブチッと何かを突き破る感触と共に彼女が俺の肩に爪を立てた。
「痛いか?瑠璃...今、一つになれたから。」
そのままの姿勢で瑠璃に口づける。軽くだけど、何度か角度を変えて。
だめだ、愛しさで爆発してしまいそうだ...
実は、ゴムを付けると痛いだろうと、俺は避妊していなかった。まあ、出来たら出来たで、そのまま自分の物にしてもいいとすらおもっていたから...
「ほ、ほんとに...少し痛いけど、なんか、すごい...あたしが真吾さんでいっぱいになった感じ...」
ほうっとため息をつくと、少しだけ瑠璃が緩んだ。
「そうか?大丈夫なら、動いて、いいか?」
しばらくは大人しくしていたが、もう動きたくてしょうがないのだ。このまま果ててしまいそうで怖いしな。
「う、動くの?」
「ああ、すぐ済むから...我慢できるか?」
頷く瑠璃にもう一度キスして、腰の律動をはじめる。
「ひゃぁっん...あぐっ...し、真吾さ..んっ?」
早すぎるかもしれない。だけどもう...
「る、瑠璃っ!」
急ぎ瑠璃から離れ、彼女の身体の上に果てた...

     短編TOPに戻ります〜        

終わりませんでした。書きたいときに忙しい…(涙)
続き、これからです…