2005クリスマス企画

クリスマスを過ぎても・1 year later

 

〜今年のクリスマスは〜
あれから(拍手より)

 
〜朱音&俊貴〜
「フクザツな男心」
 
「課長?あの、この書類…」
「ああ、これな、これはだな…」
さっきから朱音に男がまとわりついている。
同じ企画部の吉沢という奴だ。歳は朱音よりもいくつか上のはずだが、間違いなく俺よりは若い…
 
あのクリスマスの夜から俺と朱音は付き合っている。いや、既に半同棲状態だ。
俺はすぐにでも入籍&結婚としたかったが、朱音が拒否したのだ。
あれから…なかなか良い物件が無く、結局俺が引っ越したのは3月になってからだった。
朱音を引っ越しさせようとしたら、道徳上どうのこうのや、社内の書類に書く住所が一緒ではマズイだのと文句を言い、現在俺のマンションと彼女のマンションを行ったり来たり
している。もちろん彼女のほうがだ。
それでもGWには彼女の両親の元に挨拶に行き、結婚の承諾は得たけれども、彼女の祖母が4月に亡くなったばかりらしく、すぐの挙式は無理だといわれた。
「いっそクリスマスに式を挙げるか?」
折しも今年のクリスマスは連休だし、いっそのこと26から連休をとってしまおうかと上司に(といっても俺の上司なので部長クラスだが…)相談したところあっさりとOKを貰えた。(けれども後で俺だけ仕事に振り替えたさ。部下の手前どうしようもなかったから。)
 
だけど、冷やかされるのが嫌だと彼女は未だに俺たちの仲を公表しない。だからああやって最近結婚式前のエステやコンタクトに変えて化粧方法も練習中の彼女にいろんな男がいいよりはじめてるんだ。
 
「課長?すみません、この書類にハンコをお願いします。」
朱音が書類を持ってやって来た。しかしその書類には既に俺の捺印は押してある。
どうやらあの男から逃げてきたらしい。
「何か言われたのか?」
「いえ…今夜食事はどうかと誘われただけです。も、勿論断りました。」
表情を変えずに言う当たりさすがに朱音だ。あれ以来職場で公私混同したことなど一度もない。
俺はたまに一人っきりの彼女にいいよっては逃げられているが…
「今夜は俺のトコロに来るんだよな?明日は休みだから一晩中俺に鳴かされて、食事どころじゃ ないかも知れないのに…あんな奴と出かける暇はないよな?」
小さく囁くとさすがに真っ赤になって下を向いて『馬鹿…』といった。
 
あれ以来開発し尽くした朱音の身体は俺に馴染んで、夜な夜な喘えがし続けている。既に借りてるだけの彼女の部屋、年末に引っ越すわけに行かないので、来月には正式に俺のトコロに引っ越してくる予定だ。
招待状も親族友人上司には送り終わり、あとは同僚のみだった。さすがにそれも今月中には手渡さねばならないだろう。
彼女は結婚退職は望まなかった。ただ、結婚後は移動が決まっており、妊娠すれば退職する約束になっている。
 
さて、どのくらい働いていられるか…
これだけヤッテ、避妊しなければ即出来てしまうと思うのだが、出来れば俺が若い間に一人は産んで欲しい。早くに出世したとはいえ、同い年の奴らは既に小学生の子持ちだ。
 
「杉原くん、ではコレで、よろしく。」
渡した書類に挟んだメモを見て再び絶句する朱音。
 
 
――― 一緒に帰ろう。帰りに襲ってやる!    
 
車でするのは久しぶりだからな(笑)
 
 
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300万キリリクのアンケート結果4位より移植です。
これが元で今年もクリスマスはこの二人に…